久しぶりのアンサンブル
大学時代に体調を崩してしまい、大学のオケの授業もやっとの思いで参加していました。
そこからというものの、卒業してからもソロで弾くのはあまり影響がなかったのですが、アンサンブルに抵抗があり、特に管楽器が入ったアンサンブルは、ほぼ避けて通ってきてしまいました。
おおよそ10年…
その間に、少しずつ良くなってきて、そんななか、コロナになってしまいましたが、今日のアンサンブルのお話をいただいたのが今年の夏だったと思います。
以前なら、アンサンブルに参加することに不安だったのですが、その時はもう、参加させてもらえる喜びのほうが勝るようになったので、できそうな気がして、このチャンスをありがたくいただきました。
名古屋ヴィルトゥオーゼン(名フィル奏者の方々)の素晴らしいメンバーに混ぜていただき、菊里高校と豊田市ジュニアオケのメンバーも一緒に。
ジュニアオケ所属の生徒さんと、隣で弾きました。
まさかこんな日がくるとは、考えていなかったです。
自分がアンサンブルできる様になる想像をすることが困難な日々が長かったので、少しだけ夢の中にいるようでした。
オケは正直苦手意識がありましたが、ウィーンの音楽の楽しさを感じることができて、オケって、楽しくて充実するんだ、って実感できました。
それは、体調が良くなったからというのが1番大きいと思います。
不安と緊張と楽しさと、数日前からいろんな感情とともに準備していました。
今日は、モーツァルトの、ヴァイオリン、ヴィオラとオケのための協奏交響曲を弾きましたが、ソリストが実力派名フィル奏者のお二人。
間近で演奏を聴きながらの演奏は、幸せそのもので、同じ空間に自分がいるというだけで、なんとも言えない気持ちになりました。
今回参加させてもらえたことは、忘れません。
いろいろなご縁とタイミングが合って、参加することができました。
初めましての方も、久しぶりの方も、いろんな方とお話できて、大好きな音楽も一緒に奏でることができました。
生徒さんとの共演も叶いました。
とても充実した時間でした。
またチャンスをいただけるよう、精進します。
今日は、ウィーンの空気を吸えた気がします!
ありがとうございました。
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