伝えてみよう
最近の連絡ツールの主流はメールやLINEですね。
携帯電話を持っていても、私の場合は電話がかかってくることってほぼなく、たまに着信があると動揺してしまうほどです。笑
生徒さんとの連絡や、親御さんともメールかLINEですが、このような手段でもきちんと気持ちを伝えてくださる内容はとても安心できます。
ただ、やっぱり直接話すことの大切さは、レッスンをしているとよくわかります。
顔を見ながらお話をすると、表情もわかるので、より理解しやすくなる。
本当にどう思っているのかがわかります。
たまに、元気の無さそうな生徒さんがいます。
どうしたのかな、と思いながら、ひとまず様子を見ながらレッスンをしますが、やっぱりいつもと違う…
何かあったの?と聞くと
大丈夫です、と返ってきました。
ですが、音に元気がありません。
良い顔で弾かないと、やっぱり音は良くないんです。
もう少し聞いてみると、本当は、体調があまりよくない、との事でした。
他のことでも悩んでいるようでしたが、その時の一番は、体調でした。
「頑張って来たね。そう言う時は、我慢しないで早めに言おう」と伝えました。
我慢するべき時とそうでない時があるかもしれませんが、学年が上がっていくと、本当のことを言いにくい、なんか言ってはいけないように思う生徒さんがいるようです。
体調が悪いとわかれば、レッスン内容を変更することができます。
遠慮しないで素直に伝えてほしいと思います!
それが、生徒さんと講師とのコミュニケーションです。
違う日、「今日はあまり弾けていない」と教えてくれた子がいました。
高校生で頑張って続けてくれているのですが、学校の課題がたくさんありすぎてそれが辛くて…と、少し泣いてしまいました。
素直に話してくれて、私は正直にとても嬉しかったんですね。
これが理想としているやりとりです。
自分の弱さを認めて、ちゃんと話してくれました。
私は昔、これができていませんでした。
なので、レッスンに限らず苦しかったです。
でも、最近は、できないことや弱さを認めるようにしています。
そうしたら、少し楽になりつつあります。
連絡ツールでもそうですが、一方通行では、それはコミュニケーションが取れていません。なんだか寂しく感じます。
最低限のお返事は、大切だと感じます。
たった20年くらい前までは、恩師への連絡は電話だったので、お話するというコミュニケーションが既にできていました。
レッスンのお時間のことや、試験後の講評をお尋ねするにも電話です。
電話は緊張するものでした。
全てがわかってしまう気がして。笑
お話することを整理して、時には紙に書いてから、お話していました。笑
厳しかったけれど良い時代だったと、振り返って思います。
現代は簡単に連絡ができるというメリットの裏に、気持ちが通じ合えないというデメリットがあります。
また、対面でも、伝えないとわからないこともあります。
密になる必要はないかもしれませんが、最低限のコミュニケーションは気持ちよく取りたいです。
話しやすい環境を作るのは、講師の大切な役割かなぁと思います。
ぜひ、思いを伝えてください(^^)
寒くなってきたので、今年初のコーンスープ。この種類が一番好きな気がしています。
寒くなってきました。
体調には気をつけていきましょう。
0コメント